トライアスロン本 解説
「トライアスロン完全BOOK」
監修:中島靖弘(湘南ベルマーレ トライアスロンチーム ヘッドコーチ)
おすすめのポイント&個人的な感想を。
「この記事の著者:horigo」
・トライアスロン歴4年
・自身が初完走までに沢山の失敗、棄権、失格(DQN)を経験
・トライアスロン初心者に「トライアスロン初完走」=「感動のゴール」を味わっていただきたく、ブログ記事を発信中
おすすめ対象者
初心者★★★
中級者★★★★★
上級者★★
本書では、連続写真を用いて、解説や、動きのポイントを伝えてくれております。
内容は細かく書かれていて、言っていることは理解できるが、初心者には少しレベルが高いように感じます。
とはいえ、初心者にもイメージがつきやすい画像も多いので、お手元に置いておいて、トライアスロンの「レースまでの全体像」を掴むのにとても良い一冊になっております。
中級者には、練習メニュー内容も紹介されているので、とても参考になると思います。
それでは本書の中身に入っていきます。
「コツとして6個+1個」が紹介されています。
コツ① レース(大会)出場には3ヶ月は準備する期間を設けましょう
→レース(大会)初参加者は6ヶ月は準備期間が有った方がオススメ。
→体力や技術面を磨くためのトレーニング期間は、大会経験者でも最低3ヶ月設けるようにする。
コツ② 想定タイムと同じ時間動き続けられるようにする
→初心者は制限時間ギリギリでも構わない
→一般のレースではおおむねトップ選手がフィニッシュする倍のタイムが制限時間に設定されている。
コツ③ 種目をバランスよく練習し、持久力と技術を高める
→初心者にはトレーニング習慣の確立が最初のテーマ
→トライアスロンのスイム(水泳)はプールにはない影響を受けるため体力の消耗が激しい
コツ④ (スイムトレーニング)では、効率の良い泳ぎ方をマスターする
→クロールのフォームを0から見直そう
→バイクやランとは違い、トライアスロンのスイムは本番に近い実践的な練習を行うことが難しい
コツ⑤(バイクトレーニング)レース用バイクに慣れ、テクニックを磨く
→体力を温存できる走りを目指そう
→まずはレース用バイクを快適に乗ることができるセッティングや操作方法を覚え、徐々により高いパワーを発揮するためのポジションやフォームを定着させることがテーマになる。
コツ⑥(ラントレーニング)正しいフォームを覚え、定着させる
→ゆっくり長く走る練習で毎回フォームを確認する
→フォームを覚え、意識しなくても崩れないようにしっかり定着させる他ない
コツ+1 ブリックトレーニングに挑戦しよう
※ブリックトレーニングとは、2種目を繋いでトレーニングすることです。
→トランジションも練習しておく
→ブリックトレーニングは、感覚の違いを経験し、本番ではスムーズに対応できるようにすることが目的です。
最後に・・・
本書では、細かなポイントが、合計55個紹介されております。
全て取り組むのは難しいと感じますが、トライアスロン初心者は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは明日も「感動のゴール」を目指して頑張っていきましょう‼︎